No.008 アクティブ・ラーニングって、当たり前でしょ?
皆さん、こんにちは。塾屋です。
今回は「アクティブ・ラーニング」についてです。「学修者が能動的に学習に取り組む学習法」とのことですが、これって当たり前のことじゃありませんか? 特に数学の授業は、「アクティブ・ラーニング」でないと意味ないと思うんですよ。
と言っても、準備が莫大にかかるのであれば、あまり意味がありません。プリント・スライドを使わず、黒板・教科書・ノートだけでいかにそれを実現させるかが腕の見せ所です。ただ式変形を写すのではなく、式変形を生徒に指名するだけでも違いますし、式変形を「続きをやってごらん」と指示してから、時間差で式を板書すればそれだけでアクティブになります。また、ベクトルの問題文から図を起こすときも、多くの場合は生徒に「図を書いてごらん」とできますよね。うまく例題解説と演習をミックスさせることができると、授業効果は高まります。
しょせん、映像授業は一方通行。「アクティブ・ラーニング」である黒板授業が、負けるはずはないんです。